自分の痛みを相手に伝える表現が難しい
体の痛みというのは相手に伝えるのが難しいと感じる場面がこんなにあるのかと体感しています。
病院を受診して医師に伝えるのも難しいです。
私の場合は時間と共に痛みの場所が変わることもあり、医者に「そんなんじゃ分からないよ」と怒られたこともあります。
現在、記事を書いているのが療養休暇4日目なのですが、療養休暇2日目の午後から痛みが穏やかで、痛みを感じない事もあり「治ったのかな?」と思うほどです。
私の場合、症状が落ち着く潜伏期間の様な状態があります。この時期は、本当に痛みのことを忘れてしまい、なんでも出来ると思ってしまうのです。
今でも6月上旬に上司との面談で「大丈夫です」と言ってしまったことを後悔しています。
痛いときは半端なく痛いのです。
線維筋痛症の痛みを可視化すると?
線維筋痛症に苦しんでいる方は、
私のように、その痛みをどのように他の人に説明すればいいのか悩んだことがあるかもしれません。今回は、線維筋痛症の痛みを他の痛みと比較してみることで、その辛さを少しでも理解していただけるように解説します。
痛みの強さを数値化する
痛みの強さを0から100のスケールで表現する方法があります。これは、痛みの感覚を数値化して他の痛みと比較しやすくするためのものです。
0
痛みなし
20
軽い痛み(ちょっとした違和感、軽い筋肉痛など)
40
中程度の痛み(長時間のデスクワーク後の肩こりなど)
60
強い痛み(捻挫、軽い打撲など)
80
非常に強い痛み(重度の虫歯、急性の腰痛など)
100
極度の痛み(出産の痛み、激しい外傷など)
補足
人によっては痛みが骨折以上、出産の痛みと同レベルとも言われています。
そんな痛みが毎日、いつ治るか分からない恐怖で精神的な病いになる方もいます。
線維筋痛症の痛みの強さ
線維筋痛症の痛みは持続的かつ広範囲にわたることが特徴です。患者によって痛みの感じ方は異なりますが、多くの患者の報告から、線維筋痛症の痛みは60から90の範囲に位置することが多いとされています。これは、強い捻挫や急性の腰痛と同等か、場合によってはそれ以上の痛みを日常的に感じることを意味します。
患者の声から見る痛みの実態
実際に線維筋痛症と診断された患者の声を聞いてみると、その痛みの強さと持続性がよくわかります。
(個人の感想になります。)
「朝起きると全身が鉛のように重く、動くたびに体が悲鳴を上げるような痛みがあります。」
「痛みが波のように押し寄せ、日によって強さが変わりますが、常にどこかしらに痛みを感じています。」
これらのコメントからもわかるように、線維筋痛症の痛みは慢性的で、日常生活に大きな支障をきたすほどの強さを持っています。
私の場合は布団が薄いのか、横になっているのも床の硬さで痛みが出て苦痛になっています。
虫歯の痛みとの比較
虫歯の痛みを80とすると、線維筋痛症の痛みも同じくらいか、それ以上の強さを持つことがあります。虫歯の痛みは一時的で治療によって改善されることが多いですが、線維筋痛症の痛みは持続的で、長期間にわたって患者を苦しめます。
線維筋痛症の痛みを理解するために
線維筋痛症の痛みを可視化することで、その辛さを少しでも理解していただけたでしょうか。痛みの感じ方や状況によって異なるため、患者ごとのケアが重要です。線維筋痛症に関するさらなる情報や具体的な対策については、医療機関や専門家の指導を受けることをお勧めします。
線維筋痛症に悩む皆さんが少しでも楽になるように、適切なケアとサポートが広がることを願っています。
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