小雪太夫(蛇女)の話

小雪太夫(蛇女)の話

今では信じられないかもしれませんが、
今から10年程前までは、大きなお祭りに行くと「見世物小屋」と言われる物がありました。

(今でもあるのかな?)

僕が見ていたのは東京府中市の大国魂神社で行われている「くらやみ祭」(4月30日〜5月6日)の中でした。


見世物小屋での出会い

「見世物小屋」なんて現在では、放送禁止用語にもなりそうな響に感じてしまいますが…

まあ、そんな異様な雰囲気に後押しされて、
友人たちと興味深々で中に入って行ったんです。

しかしですね、

その中で僕たちが目にしたものは、
見世物小屋との名とは程遠く、
バンドのショーなのか?劇団なのか?コント?のような「ハテナ」が頭によぎるものがお披露目されておりました。

その時の画像です。
「これが見世物小屋?」と僕の心のぼやき。
風船を飲み込む「梟さん」

まあ「こんなもんでしょう」と内心思っていましたが、
これはこれで楽しく拝見させて頂きました。

それから後日談があります。、
違うグループで祭に行っていた職場の同僚なんですが、
「デリシャスゥイートス」のパフォーマンスを大変、気に入ってしまい「まつり期間中」連日通ったんですね。
それでダメ元でお願いしたんですって。「施設でパフォーマンスをしてくれ」って。
そしたらですね当時、僕が働いていた介護施設に数ヶ月後になりますが「デリシャスゥィートス」のみなさんが来たんですよ。
そして、入居者を前にパフォーマンスをしてくれて大盛況に終わりました。
でも、この時は僕の職場にこの人たちが来るとは夢にも思っていませんでしたけど。

それではもう一度、
この方たちは「デリシャスゥイートス」と言いまして(10数年前の写真です)施設に来て頂いたお礼に似顔絵をプレゼントさせて頂きました。
ちなみに、みなさんが持っている絵は僕が書いてます(笑)その絵に入居者さんたちに色を塗って頂きました。

蛇女より蛇娘?

なーんだ「デリシャスゥイートス」さんは前座だったのか?
(こんな言い方は、今思えば大変に失礼なんですが)

僕たち観客の度肝を抜く真打ちは最後に登場しました。

赤襦袢を着て顔を白く塗っておりますが、どことなく美人な感じもしませんか?


「蛇女」と言うか「蛇娘」の方が似合うと思われる美人よりの女性が出てきたのです。

これが、今では規制がかかってしまい、
出来なくなってしまった?

当時の「見世物小屋のメインを飾る蛇を食べるショー」です。

彼女こそ「蛇女」です。

当時(数十年前)でも、すでに日本でただ一人しかいない、貴重な蛇女として紹介されていました。

彼女の名は「小雪太夫」と言いました。

長くなりましたが、

これが今回のタイトルです。

そもそも、このブログを書くにあたっては、昔の携帯に入っていたmicroSDをたまたま、パソコンに入れて見てみたら発見したので、何かの縁だと思い、ブログにして後世まで語り継ぎたいと思ったのです(笑)

でも映像も残っているので、ある意味では貴重だと思います。

現在はネットの情報によりますと、
蛇を食べる。火を噴く等は規制により出来なくなったそうです。

小雪太夫さんの話

小雪太夫さんは2003年から2013年まで蛇女として、見世物小屋で活動していたようです。

僕が掲載しているこの画像はたぶん2008年くらいだと記憶しております。

(余談ですが、小雪さんの年齢は僕とそんなに変わりません^_^)



あとで映像を観て頂くとわかると思うのですが、定番の蛇を食べる芸に加えて、鼻に鎖を通してバケツを持ち上げる芸などもしておりました。

小雪太夫さん自身は見世物小屋を、
今はもう退団してしまったみたいですね(ネット情報)扱いとしては「失踪?」(^◇^;)になってるとか?

元々は劇団に所属する女優さんだったようで、小雪太夫さんの師匠である「お峯太夫」という凄いお師匠さんの芸を観て「自分もやりたい」と見世物小屋の世界に入ったそうです。

そして、小雪太夫さんは、あっという間に「見世物小屋界のスターの階段を登っていく」のでした!

蛇を食べる芸なんですが、
蛇1匹の値段が5000円程するらしく、日によっては蛇を使いまわしている事もあったそうです。

なので、お頭付きの生き血を絞って呑み干すのも見れないときもあったそうですが、この日はラッキー?なことに連続して2匹の蛇をお頭付きで召し上がっておりました。

そして、蛇を食べた後は、お約束の観客席に「蛇のオモチャ」を投げて、お客さんの「悲鳴」が上がったところでステージは終了になります。

まあ、今では見ることが出来なくなった「蛇女」の芸ですが、こんな時代もあったということをみなさんに、お伝えさせて頂きました。

動画を見て具合が悪くなってしまう方もいらっしゃると思いますので【閲覧は自己責任】でお願い致します。

しかし、凄い時代になったと思います。
自分が凄いラッキーな時代に生きているんだとネットを使っていると感謝を感じる、今日この頃です。

それでは、今日も数あるブログの中から僕のブログを読んで頂きありがとうございます。

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